オタクのグルメ

映画やゲーセンが好きなオタク(小島 優 @nekonekojima)のブログです

何故聖剣使いの禁呪詠唱は3ヶ月で死んだのか

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先日、聖剣使いの禁呪詠唱-スクールオブセイヴァーズ-の稼働停止が言い渡されました、享年3ヶ月、大注目作品のスマホゲーム化としては余りにも早すぎる死で嘆き悲しんだ人も多いんじゃないでしょうか。

 

一応追悼記事として良かった探しをする予定だったのですが余りにも余りな出来のゲームだったので面白ポイントの羅列みたいになっちゃいました…ごめんなアソビモ…俺はお前を救えなかった…

 

まずこの記事を読んでくださっている方は聖剣使いの禁呪詠唱-スクールオブセイヴァーズ-は当然プレイ済みだとは思うのですが一応どう言ったゲームか説明させていただきますと、オンラインで協力しながらmobを倒していく白猫プロジェクトの強化版みたいな感じのゲーム性です、アケゲー勢的にはシャイニングフォースって言うと伝わりやすいと思いますf:id:nekonekojima:20161124224556j:imagef:id:nekonekojima:20161124224602j:image

 

まあ散々大コケしたシャイニングフォースのフォロワー的作品な時点で勝ちの目が一切見えない禁呪詠唱くん、正直稼働直後に抱いた感情はボーダーブレイクの待ち椅子として使われていたSFC水樹奈々の曲が流れるジュークボックス、休憩椅子扱いされていたSFCと同じコースになるな…でした、せめてこのアプリもALIPROの音楽が流れるアプリであれば…

 

それでは禁呪詠唱の思い出を振り返って行きましょう

 

①原作の魅力的なキャラクターは”敢えて出さない”

2015年1月、余りにも唐突に現れたそのアニメは視聴者の度肝を常に斜め上にブチ抜いてくる余りにも余りなアニメでした…同クールに放送されていた艦隊これくしょんと併せ、ディオメディアクソアニメ二神と呼んでいたのも今ではいい思い出です。

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通称”そのためのヤシの木”に始まり

 

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クソダセェ分身

 

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最終話のギザギザ状態、ととにかく話題は尽きませんでした。

 

また、”綴る!”や”思い…出したっ!”など印象的なセリフも多くネタにしつつも愛着の湧いていたファンも少なくありませんでした。

 

しかしこのゲームの主人公はあくまで主人公の操るオリジナルキャラクター、原作のキャラクターはあくまで別の学校からちょこちょこクビを突っ込みにくる程度の存在です。

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インヤン・クリカラ!!を聞いたのもかなりプレイした後だったのはいい思い出

 

なのでこのゲームはアプリオリジナルの金髪キャラとよくわからんモヤシオタクと共に基本進行していきます。

 

一応フォローとして魔法キャラクターが攻撃の際に綴る!と叫んだり、新たなアビリティを習得すると思い…出した!と叫びながらくるくる回転したりとアニメファン的にクスッとくるような描写はありました。

 

 

②面倒すぎる強化

このゲームの強化は基本的に

・武器や防具の強化

・アビリティの習得

・授業によるステータスアップ

の三本の柱によって成り立っています。

前者二つはドロップ素材やお金を使用して強化していくのでまだいいのですが問題は一番最後の授業、これが指定された時間(15分とかだった記憶がある)ゲーム画面を開きっぱなしにし、他の操作を一切しなければ強化されるというものでした。

当然別アプリをプレイしたら時間は進まないし授業中に他の操作は出来ません、スマホをスリープにしても時間が進みません、このご時世にそんなストレスフルな仕様が許されるのかよ…

 

③大量の進行不可バグ

当然吹けば飛ぶような予算しか貰っていないであろう禁呪詠唱には致命的なバグが多発しました、僕がプレイした中で一番多く面白かったのは、一人用モードに入ったら何故かオンライン部屋に閉じ込められた挙句進行不可になるというバグでした。

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画像は進行不可になったせいで踊るしかなくなった僕と見知らぬ誰か

 

 

④そもそも課金要素が弱い

禁呪詠唱における課金要素とはキャラクターのアバターガチャのみでした(一応回復薬とかもありましたがあれ回した人いるんすかね…)

 

昨今pay to winなゲームは否定されつつあり、話題のグラブルやFGOは課金せずともかなり楽しめ、多少お金を入れると更に楽しめるつくりとなっています、シャドウバースなんて以ての外ですね。最近話題のデュエルリンクスなんかもガチャよりは海馬くんを頑張ってボコボコにする方が期待値良いです

しかし、そういったゲームも課金によって強くなれる要素があるのは否定できません、だってゲームだし、経済活動だし、多少は仕方ないよなってプレイヤーのほうでもある程度共通認識は出来上がっているように思います。

 

しかしこの禁呪詠唱、課金によってキャラクターの強さは1ミリたりとも変動しません、本当に見た目だけです…同じ課金システムのマビノギだって月いくらか払うと超絶有利になるベーシックインカム制度+課金衣装ガチャ(中にはプレイヤーが有利になるアイテム入り)とかだったのに…

 

僕の周りにいた禁呪詠唱でテッペン取ると豪語していた”ガチ”おじさんもpay to winするつもりだったらしく、寂しそうな背中を見せていました…

 

⑤トドメを刺した”データ移行不可”

このゲーム、近ごろのスマホゲームとしては珍しくデータ移行が出来ないんです…

公式のとったアンケートではiPhoneユーザーが5割いるゲームだったんですが丁度みんなが飽きつつあった頃にiPhone7が発売され多くのアクティブユーザーが離れる結果となりました

僕もまさにその口で流石に一からやり直す気は起きませんでした

 

⑥スタッフの気合いは伝わるゲーム

一応ギルドのようなものがあったり、対人戦が出来るかも知れなかったり、鋭意制作中のコンテンツが大量にゲーム中に転がっているゲームでした、これだけネタにしといてアレですが凄く頑張ってスタッフの方が面白くしようとしているのは伝わるんですよ、課金要素を抑えたのもひとえにスタッフの方がめちゃくちゃ良い人なんだと思います 。ただ時間も予算も足りないせいか中途半端なアウトプットになってしまっているのがやるせない気持ちにさせてくると言いますかね…

 

 

とまあこんな感じで死ぬには惜しいゲームだったといいますか振り返ってみると俺このゲーム結構好きだったんだな…チクショウ…という気持ちになります…きっと今死んでも来世あたりでこのゲームの失敗の記憶を思い出してもっと良いゲームを作ってくれることを祈ります